Sunday, June 14, 2009

どうしよう、と迷いつつ

図書館へ久しぶりに、やっと行ってきた。(返却が大幅に遅れました。本当にすみませんでした。)
村上春樹さんの本が1冊も無かったのに驚き。新刊はもちろん無いだろう、とは予想していたけれど。
特に当ても無く、ぶらぶらといろんな棚を巡って、ふと目に入ってきたのが「 生きながら火に焼かれて (ヴィレッジブックス)」。
この本が出た当初だったか、新聞か何かで紹介されてるのを見て、うわ・・・と思い、それきりになっていたのだけど、今日は出会ってしまった。
手に取り、散々迷った。この本を読んでしまったら、もう後戻りできない気がする。10冊まで借りられるので、他に借りたい本があって上限を超えたらこの本はやめとこうか、なんて思いながら、ぐるっと廻ってみた。
結局、別の本を棚に戻し、この本を借りてしまいました。まだ読んでないのですが、中東・・・と言うことは、イスラム教?この前訪れたチュニスもイスラム教の国であることを考えると複雑。この本に書かれているような恐ろしいことがまだ実際行われている場所が世界の中にはある。宗教によって、虐げられる立場の人がいるのが、どうしても納得いかない・・・。

心して、読んでみようと思う。

photo @ Sidi Bou Said, Tunisia / xprocessed

追記:読み終わったら、窓の外が白々していた。朝の4時半。夜中に魚グリルの掃除(どんだけやってなかったか・・・ヒー@@)をしてしまい、その後、中断できずに明け方まで読んでしまったのでした。
『名誉の殺人』について昨夜、宗教によって、と書いたけれど、厳密に言うと100%そのためではない。とはいえ、アラブ世界では、今でもこの本に書かれている信じられないような命の踏みにじりが行われている所があるのだ。長い因習を変えていくのは、本当に困難なことらしい。でも、私たちはわずかな機会を捉えて声を聞いて知らなくてはいけない、と思った。知ることが第一歩。そこからすべては始まる。

2 comments:

  1. I cant read what you are saying, but this is a beautiful photograph :)

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  2. Hi, samy. Thanks a lot for coming by:)
    I sometimes write here in this blog in English when I feel like it. Sorry for the inconvenience. (On Flickr I try to use English to improve my use of it;)

    I'm really glad at your compliment. Thanks:)

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