I think novels by
Yoshimoto Bananamatches me best when I am deadly ill. I don't know why, but there are so many sick people, phisically or mentally, so maybe I understand better such characters when I am ill myself. So I read one of her novel in my futon today, having a high fever, sore throat, and what's worst, swollen gum with pyorrhea. I was deeply in that world, unstable but calm, somewhat warm, and now I have a higer fever. haha.
I also read
Aloftby Chang-rae Lee, the author of
Native Speaker.The main character, who is coming to an age of 60, I can sympathize a lot. He has been trying to avoid difficult situations, has done what he just had to do, and is rather lazy, but when he thinks of living a carefree life, a series of can of worms come to him. And he realizes the happiness of commitment... I am just like him, wanting to avoid trouble, so I do hope I will have some chance to bring myself to the importance and happiness of involvement soon (because it will be only when I experience such situation that I realize it).
よしもとばななの小説は具合が悪いときほどすとんとはまるなぁ、と前から思っていたので
急激にノドが腫れ、高熱が出て、しかもナニよりも最悪なのはまたしても歯周病の炎症が出てばっくり歯茎も腫れてしまい、そのせいかリンパ腺まで痛いような、こんなときこそベストだ、と借りていた
みずうみを読破。やはり、いろいろな病を抱える人々(体であろうと心であろうと)が出てくる彼女の小説は、自分がこういう状態のときこそ理解できるのかも・・・と改めて思う。でも、形のない人生に形をつけようと四苦八苦する平凡な私のような普通の人々(私はその中でも努力を避けてるタイプだけれど)を、ちょと見下すような、自分は人とは違う(それは当たり前だけれど)という態度の主人公にはちょっと反発しうんざりしたりもした(ゴメン)。
とはいえ、どうしようもなく当然の孤独をいつもきちんと書いてて、それでもそこにやっぱり希望の光のようなものもあることを教えてくれて、そうはいってもやはり自分にはそういうチャンスが来ないのでは・・・と漠然と不安にさせられたりした今日だった。
その前に読破したのが(布団の中でネコズにつぶされつつ、熱でボーっとしたアタマと裸眼で読書って、なんとも贅沢な気持ちがする)チャンネ・リー著
空高く。
主人公は60歳になろうとする自営業を引退しゆったり過ごそうとしている男だが、この人の怠惰具合はすごく私とかぶっていて、その状況はまったくもってかけ離れているけれど共感できた。そして羨ましくなった・・・
お年始の挨拶書き込んでくださった皆様、ありがとうございます。
めがねをまたしても壊してしまったり、やっぱり熱がまた上がったりで、レスはまたの機会に。これにて失礼します。
皆様の2009年が喜ばしいものとなりますよう。